加熱施工型注入目地材/加熱クラック注入材
スーパーフレックス
ひび割れによる劣化抑制や草刈、除草作業の低減に
柔軟性と接着力に優れた加熱型クラックシール材です。目地幅の変動に対する追従性が高いため寒冷地や交通量の多いところの補修に適しており、冬場の割れや、夏場の気温により溶け出すことなく高い接着性と柔軟性を持った製品です。舗装のひび割れを早期に補修することで舗装の延命に繋がります。

用途
疲労ひび割れ補修、継目部ひび割れ補修、コンクリート目地補修
製品の特長
目地幅の変動に対する追従性が高く寒冷地や交通量の多いところの補修に適している
冬場の割れや、夏場の気温により溶け出すことなく高い接着性と柔軟性を持つ
クラック部からの雨水の浸入による舗装の構造破壊を防ぎます
舗装のひび割れにおけるシール材注入工法の使用に適している
舗装設計施工要領(首都高速道路株式会社):剝れ抵抗性 破壊回数 5.93万回
舗装設計施工要領(首都高速道路株式会社):応力緩和下限温度 -21℃以上
舗装設計施工指針:加熱施工式注入目地材(高弾性タイプ)
仕様
加熱型目地シール材(高弾性タイプ)
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試験項目 | 規格値 | 備考 |
---|---|---|
針入度試験(A102) | 9mm以下 | 舗装設計施工指針 |
引張試験(A102) | 10mm以上 | 舗装設計施工指針 |
流動試験(A102) | 3mm以下 | 舗装設計施工指針 |
弾性試験(A102) | 初期貫入量0.5~1.5mm 復元率60%以上 |
舗装設計施工指針 |
クラックシール材
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評価する性能 | 試験項目 | 試験結果 | 備考 |
---|---|---|---|
割れ抵抗性 | 応力緩和下限温度 | -21℃以上 | 舗装設計施工要領(首都高速道路株式会社) |
剥がれ抵抗性 | 破壊回数 | 5.93万回 | 舗装設計施工要領(首都高速道路株式会社) |
標準仕様
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路面温度 | -10℃~70℃ | クラックカットシール施工の場合 |
---|---|---|
路面温度 | -28℃~70℃ | クラックシール施工の場合 |
加熱安定温度 | 204℃ | - |
作業加熱範囲 | 193℃~204℃ | - |
交通開放時間 | 30分 | - |
使用機材

施工方法
①準備工
スーパーフレックスを1箱投入し、溶解する。
②準備工
たまに溶解釜の蓋を開け、攪絆する。(厚手の手袋をし、火傷には注意してください)

③清掃工
クラック等に砂・土などで目詰まりしている場合、しっかりとブラシ等で掃除をしてください。
④清掃工
ブロワーなどで除去する。(路面が濡れている場合は、加熱バーナーでしっかりと乾燥させてください)

⑤注入工
193℃~204℃範囲でシール材を注入します。(ハンドルを持ちながら、前に押します)

⑥注入工
シール注入量 m/約0.3㎏冷却時に体積収縮が見られるため、少し分厚目に注入します。(また凹みが生じた場合、2度塗りも可能です)

⑦デタック液散布
デタック液を散布することで即座に開放できます。m/約0.012㍑
⑧交通開放
シール注入後温度40℃以下もしくは養生時間30分程度で開放できますが、デタック液を散布すれば即開放できます。