止水ボール用 空気注入ホース(排気機能付き)
WSEHS10M
止水ボール内の空気注入と排気に
従来の空気注入ホースでは止水ボールに空気を注入または自然排気のみでしたが、
本製品はコンプレッサーの圧縮空気を使って止水ボール内の空気を排気することができます。
用途
止水ボールへの空気注入と排気
製品仕様
空気注入ホース(排気機能付)各部の名称と機能
横にスクロールしてご覧いただけます。
セット内容 | 用途 |
---|---|
注入圧調整 ハンドル |
注入圧を調整します。 |
注入用バルブ | 止水ボールに空気を入れる際に使用します。 (通常は閉じた状態にしてください。) |
切替レバー | 注入、排気を切り替えるためのレバーです。 ※排気時以外は注入側に向けてください。 |
圧力計 | 止水ボール内の圧力を表示します。 |
大口径 特殊プラグ |
止水ボールとの接続に使用します。 |
排気用バルブ | 止水ボールから空気を抜く際に使用します。 (通常は閉じた状態にしてください。) |
接続用ホース | コンプレッサーと本製品の接続に使用します。 |
ミストセパレータ | コンプレッサー等から送られてくる 圧縮空気に含まれる塵や水分を除去します。 |
密閉バルブ | フタが開けにくいときに密閉バルブを開く(OPEN方向に回す)ことで 開けやすくなります。 (フタを開けた後は閉じてください。) |
使用方法動画
使用方法
空気注入時接続方法
1. 切替レバーが注入側(左側)になっているか、空気注入バルブが閉じているか確認し、コンプレッサー接続用ホースを使用して注入用カプラプラグとコンプレッサーを接続します。※コンプレッサーはハイカプラに対応したソケットがついてるものをご使用ください。
2. コンプレッサーの圧力調整器を 0.3~0.5MPa の間に設定します。
3. 注入圧調整ハンドルを止水ボールの指定注入圧(本体付属の赤色のプレートに記載)に設定します。
4. 止水ボールと大口径特殊プラグを接続します。
5. バルブを開いて、圧力計を確認しながら止水ボールの指定注入圧まで空気を入れます。
6. 指定の注入圧まで空気が入ったらバルブを閉じます。(切替レバーはそのまま)
※止水ボールに空気を注入している際は、常に圧力計を監視してください。
※空気注入ホースに異常がある場合は使用しないでください。
※空気を入れすぎると止水ボールがパンクします。大変危険ですのでご注意ください。
取扱注意
- コンプレッサーと接続の際は、ドレンコック(水抜き)部分が下になるように接続してください。
- ミストセパレータのケース内部にドレンが溜まっている場合はドレンがエレメントに達する前にドレンコック(水抜き)を左に回しドレンを排出してください。また、ケースが汚れている場合は洗浄してください。
- ショートタイプ、及びY字管タイプにはご使用になれませんのでご注意ください。
※使用方法のPDFファイルをこちらからダウンロードいただけます。
注意事項
- 使用方法に記載されている圧力を超えて使用しないでください、
- 止水ボールへの空気の注入、排気以外の用途で使用しないでください。
- 空気の注入、排気を切り替える際はカプラ接続先、及び、レバーの向きをしっかりと確認してください。
- 周囲温度は、0~60℃(凍結なきこと)の範囲で使用してください。
- コンプレッサーの性能によって、止水ボール内の空気を完全に排気できない場合があります。
特に止水ボールロングタイプ1000-2400についてはある程度空気が残ります。 - 圧力計や精密機器を使用しておりますので、本製品を水に浸けたり強い衝撃を与えたりしないでください。
- ホースの接続や取り外しは、ホース内の圧力を全て抜いてから行ってください。
- 止水ボールに空気を注入している際は常に圧力計を監視してください。
- 分解したり、部品を取り外して、他の機器に使用しないでください。
- 改造は絶対に行わないでください。