管内気密性試験器具
気密試験器具 WSATA/WSATB
低圧での管渠の気密性検査(圧気試験)ができます。
測定経過をリアルタイムでタブレットへ表示し、測定結果の閲覧や試験データを報告書として出力ができます。
用途
管渠の気密性検査、圧気試験
製品の特長
試験経過をリアルタイムで経過観測できます
試験経過をタブレットへ表示しリアルタイムで経過観察ができます。
試験中の合否判定や管内圧力の観察ができます。
管理自治体の検査基準にあわせて試験値の設定可能
管理自治体の検査基準にあわせ「ならし時間」「測定時間」「減圧許容範囲」を設定できます。
試験結果の報告書を出力可能
報告書タイトル等を自由に設定ができ気密試験、圧気試験の提出用資料を出力できます。
100~1800mmの管径に対応可能
使用する止水ボールロングタイプの対応管径(100~1800mm)の管渠の気密性検査、圧気試験ができます。
製品の動画
製品仕様
WSATA/WSATB
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型番 | WSATA | WSATB |
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測定範囲 | 0~1000kPa | 0~100kPa |
最小単位 | 1kPa | 0.1kPa |
製品説明 | 止水ボールロングタイプを使用して管内の気密性を試験することができます。 ご使用には、止水ボールロングタイプのバイパス径に対応した気密試験器具用プラグをご選定ください。 |
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構成 | ・リークテスター ・接続ホース ・リークテスターPC接続ケーブル ・タブレットPC(ショルダーストラップ、タッチペン付) ・フラッシュメモリ(ソフトHSLTインストール用) ・ベルトレンチ ・収納ケース |
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備考 | ・検査予定の管径に対応した止水ボールロングタイプを別途 ご準備ください。(止水ボールのショートタイプは使用不可) ・ご使用になられる止水ボールロングタイプのバイパス径に対応する 気密試験器具用プラグをご選定ください。 ・リークテスター用電池(単3×2)は付属しておりません。 お客様でご準備ください。 |
気密試験器具用プラグ
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製品名 | 気密試験器具用プラグ | ||
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1インチ | 2インチ | 4インチ | |
型番 | WSA-PG1 | WSA-PG2 | WSA-PG4 |
対応バイパスネジ径 | PT1用 | PT2用 | PT4用 |
商品説明 | 気密試験器具用のプラグです。 止水ボールのバイパスに取り付けます。 止水ボールロングタイプのバイパス径に対応しているサイズをご選定ください。 |
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備考 | 空気注入口:2口 |
※気密試験器具用プラグは別売です。
使用方法
準備するもの
・止水ボールロングタイプ(バイパス無):1個
・止水ボールロングタイプ(バイパス付):1個
・空気注入ホース:2本
・エアーコンプレッサー:1台
・気密試験器具(WSATAまたはWSATB):1台
・気密試験器具用プラグ:1個
設置手順
1. 接続ホースを気密試験器具用プラグに差し込み、止水ボールのバイパスへ取り付けます。
(付属のベルトレンチで締め付けてください。)
2. 試験をしたい管の上流及び下流側に止水ボール(バイパス付)と止水ボール(バイパス無)を
設置します。
3. 両方の止水ボールに既定の空気注入圧まで空気を入れます。
4. タブレットとリークテスターを接続ホースと繋ぎ電源を入れます。
5. 管内に既定の空気圧まで空気を注入します。
6. 注入用バルブを閉じて検査を開始してください。
※止水ボールおよび管内に空気を注入している際は、常に圧力計を監視してください。
※止水ボールに止水ボール用保護カバーを付けた状態ですと空気が漏れる可能性があります。
止水ボール用保護カバーは使用しないでください。
※管内面の状態が悪いと止水ボール設置部で空気漏れが発生する可能性があります。
※止水ボールの取扱いについては、止水ボール取扱説明書をご確認ください。
測定情報の表示
測定状況
-測定状況をタブレットへ表示
-測定中に合否判定の確認可能
帳票入力画面
-報告書タイトル、測定時間、減圧許容範囲等の設定入力
試験結果帳票
-報告書の出力
注意事項
- 試験では止水ボールの許容背圧値以下で使用してください。
- 周囲温度は、0 ~ 50℃(凍結なきこと)の範囲で使用してください。
- ホースの接続や取り外しは、ホース内の圧力を全て抜いてから行ってください。
- 止水ボールおよび管内に空気を注入している際は常に空気注入ホースの圧力計・タブレットモニターで
圧力を監視してください。 - 対応する止水ボールはロングタイプのみです。止水ボールショートタイプは対応不可です。
- 止水ボールに止水ボール用保護カバーを付けた状態ですと空気が漏れる可能性があります。
止水ボール用保護カバーは使用しないでください。 - 分解したり、部品を取り外して、他の機器に使用しないでください。
- 改造は絶対に行わないでください。
気密試験器具 WSATB 取扱説明書ダウンロードはこちら